2005年度本試験第2問 A - 問1
文法・語法・熟語問題 (配点 2点)

第2問 次の問い(A~C)に答えよ。 (配点 38)

A 次の問い(問1~10)の  7  16  に入れるのに最も適当なものを, それぞれ下の①~④のうちから一つずつ選べ。

問1 Thank you, Hiromi. This book is exactly  7  I wanted.

① what    ② which    ③ of which    ④ that


正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)

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[正解と解説]
正解は①のwhatです。

文の構造(前後の節をつないでいるように見えること、他動詞wantedに目的語がないこと)と各選択肢から考えて、各選択肢は関係代名詞として用いられていることがわかります。

①のwhat以外は、先行詞が必要な関係代名詞ですが、この文には先行詞となる語がありませんので、選択から外れます。

whatは、先行詞を含んだ関係代名詞であるため、whatを関係代名詞として用いる場合、先行詞なしの文に用います。whatは関係代名詞の場合、「~する(である)もの(こと)」という意味になります。

関係代名詞のwhatは、what以下の節の主語、目的語や補語の役割をするとともに、文全体の主語や目的語や補語にもなります。

この文の場合ですと、文全体の「補語C」、what以下の節の目的語となっています。

This book is exactly what(補語C)「この本はまさにそのものだ」
I wanted what(目的語O)「私はそのものが欲しかった」

①のwhatが空欄に入ると、「この本はまさに私が欲しかったものだ」という意味になり、文法的にも、文意としても適切ですので、①のwhatが正解になります。

[問題文の和訳(直訳調)]
Thank you, Hiromi. This book is exactly what I wanted.
ありがとう、ひろみさん。この本はまさに私が欲しかったものです。

[単語・熟語の意味]
exactly [意味] 厳格に、精密に、ちょうど、まさに

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