第2問 次の問い(A~C)に答えよ。 (配点 38)
A 次の問い(問1~10)の
7 ~
16 に入れるのに最も適当なものを, それぞれ下の①~④のうちから一つずつ選べ。
問1 Thank you, Hiromi. This book is exactly
7 I wanted.
① what ② which ③ of which ④ that
正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)
[正解と解説]
正解は①のwhatです。
文の構造(前後の節をつないでいるように見えること、他動詞wantedに目的語がないこと)と各選択肢から考えて、各選択肢は関係代名詞として用いられていることがわかります。
①のwhat以外は、先行詞が必要な関係代名詞ですが、この文には先行詞となる語がありませんので、選択から外れます。
whatは、先行詞を含んだ関係代名詞であるため、whatを関係代名詞として用いる場合、先行詞なしの文に用います。whatは関係代名詞の場合、「~する(である)もの(こと)」という意味になります。
関係代名詞のwhatは、what以下の節の主語、目的語や補語の役割をするとともに、文全体の主語や目的語や補語にもなります。
この文の場合ですと、文全体の「補語C」、what以下の節の目的語となっています。
This book is exactly what(補語C)「この本はまさにそのものだ」
I wanted what(目的語O)「私はそのものが欲しかった」
①のwhatが空欄に入ると、「この本はまさに私が欲しかったものだ」という意味になり、文法的にも、文意としても適切ですので、①のwhatが正解になります。
[問題文の和訳(直訳調)]
Thank you, Hiromi. This book is exactly what I wanted.
ありがとう、ひろみさん。この本はまさに私が欲しかったものです。
[単語・熟語の意味]
exactly [意味] 厳格に、精密に、ちょうど、まさに