1998年度本試験第2問 A - 問10
文法・語法・熟語問題 (配点 2)

第2問 次の問い(A・B)に答えよ。 (配点 40)

A 次の問い(問1~14)の空欄 ( 10  23 )に入れるのに最も適当なものを, それぞれ下の①~④のうちから一つずつ選べ。

問10 I  19  in China for three years when I was a child, but I can't speak Chinese at all.

① have been   ② have once stayed   ③ lived   ④ went

正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)

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[正解と解説]
正解は③のlivedです。

「for three years」があるので、一瞬、現在完了形を正解にしたくなりますが、when I was a childがあり、過去の一時点を指していますので、この文は過去形です。「for ~ years」があって、過去形を選ばせる問題は、入試問題でよく出てきますし、詳しい文法の参考書や問題集にも、必ずと言っていいほど出てきます。

また、一部の英文「I (  ) in China for three years when I was a child」に、「私が子供だった時、3年間中国に住んだことがあった」などの和訳が付いていて、過去形を選択させる問題も出題されたりもします。「~したことがあった」とあると、どうしても和訳に引きずられて、現在完了形を選びたくなってしまいますが、「when I was a child」がありますので、過去形を選ばなくてはいけません。

完了形は必ずと言っていいほど、大学入試の問題として出題されますので、中途半端ではなく、しっかりと学習・研究しておきたいですね。

①と②は現在完了形ですので、選択から外れます。①は、過去完了形の「had been」であれば正解になります。日本語では、「3年間中国へ行っていた」というような言い回しをしますが、「3年間中国にいた」ということですので、③のlivedが正解になります。

[問題文の和訳(直訳調)]
I lived in China for three years when I was a child, but I can't speak Chinese at all.
私は子供だった時、3年間中国に住んでいました。しかし、私は中国語をまったく話すことができません。

[単語・熟語の意味]
at all(否定文とともに) [意味] 全然、少しも
not ~ at all [意味] まったく~でない

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