第2問 次の問い(A~C)に答えよ。 (配点 44)
A 次の問い(問1~10)の
8 ~
17 に入れるのに最も適当なものを, それぞれ下の①~④のうちから一つずつ選べ。ただし,
15 ~
17 については, ( A )と( B )に入れるのに最も適当な組合せを選べ。
問9 ( A ) in this class is as kind ( B ) Abbie. She always helps people who are in trouble.
16
① A:Anybody B:as ② A:Anybody B:than
③ A:Nobody B:as ④ A:Nobody B:than
正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)
[正解と解説]
正解は③です。
後半の文から見ていきます。前半の文に、女の子の名前であるAbbieがありますので、主語のSheはAbbieのことだと判断します。
「be in trouble」で「困っている」という意味になります。関係代名詞のwhoがありますので、who以下の「are in trouble」が「people」を限定(修飾)して、「困っている人たち」となり、文全体で「彼女はいつも困っている人たちを手助けする」という意味になります。
前半の文は、形容詞のkindの前にasがあることから、空欄Bにはasを入れ、比較の原級の文にしてみます。
「~ in this class is as kind as Abbie.」で、「このクラスの~はアビと同じくらい思いやりがある」となります。
空欄AにAnybodyが入った場合、前半の文は肯定文ですので、Anybodyの意味は「誰でも、どの人も」になります。文全体で「このクラスの誰もがアビと同じくらい思いやりがある」という意味になります。後半の文の意味との整合性が取れませんので、Anybodyは選択から外れます。
空欄AにNobodyが入ると、「このクラスにはアビと同じくらい思いやりのある人は誰もいない(このクラスにアビほど思いやりのある人はいない)」という意味になり、文脈に合った意味になりますので、AにNobody、Bにasが入る③が正解になります。
「Nobody is as 形容詞 as A」のように、原級の主語がNobodyの場合、Aを主語とする最上級と同じ意味になります。
[問題文の和訳(直訳調)]
Nobody in this class is as kind as Abbie.
このクラスにはアビと同じくらい思いやりのある人は誰もいません。
(このクラスにアビほど思いやりのある人はいません。)
She always helps people who are in trouble.
彼女はいつも困っている人たちの手助けをします。
[単語・熟語の意味]
class [意味] 学級、クラス、授業
kind [意味] 親切な、思いやりのある、優しい
Abbie [意味] 女の子の名前
help [意味] ~を手伝う、手助けする
trouble [意味] 困難、心配、苦労
be in trouble [意味] 困っている