第1問 次の問い(問A, B)に答えよ。 (配点 16)
B 次の
6 ,
7 の対話において, ふつう, ①~④のうちどの語を最も強く発音すればよいか。それぞれ一つずつ選べ。
6
A: Helen, I heard you are writing a new book.
B: Well, actually,
①I'm only
②thinking of
③writing ④one.
正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)
[正解と解説]
正解は②のthinkingです。
AはBに、「B(ヘレン)が小説を書いているという話を耳にした」と言います。B(ヘレン)は、それを受けて、実際に小説を書いているのではなく、まだ書くことを検討している段階だと答えます。よって、既に書き始めているのではなく、まだ検討中、考え中だよということを伝えたいわけですから、②のthinkingが正解になります。
[問題文の和訳(直訳調)]
A: Helen, I heard you are writing a new book.
ヘレン、私はあなたが新しい本を執筆していると聞きました。
B: Well, actually, I'm only thinking of writing one.
ええと、実際には、私はただ新しい本を書くことを検討しているだけなのです。
[単語・熟語の意味]
hear [意味] ~が聞こえる
hear that~ [意味] ~ということを伝え聞く、耳にする
actually [意味] 実際に、現実に
[コラム]
「hear + O + do(doing)」と「hear + (O) + that~」の意味の違い
「hear O/ O do/O doing」と「hear (O) that~」には、明確な意味の違いがありますので注意が必要です。
「hear + O / hear + O + do(doing)」は、「昨日の夜中に犬が鳴くのを聞いた」など、実際にその現場に居合わせて自分の耳で聞いた際の表現です。
一方、「hear + (O) + that~」は、「来年あの人がアメリカに留学することを聞いた」など、伝聞で聞いたことを表現する際に用います。