1995年度追試験第1問 D - 問2
文強勢問題 (配点 3)

第1問 次の問い(A~D)に答えよ。 (配点 22)

D 次の対話において, ①~④のうち, ふつう, ほかの三つと比べて, 問1では最も強く発音されるものを, 問2では最も弱く発音されるものを, 一つずつ選べ。

問2  8 

A: Hi, Fred, how about badminton on ①Thursday?

B: I would if I ②could, but I'm taking sailing lessons this week.

A: Thursday ③next week?

B: Sorry, how about two ④weeks from Thursday?


正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)

スポンサーリンク
















[正解と解説]
正解は④のweeksです。

最初のAの発言の「how about ~?」は、「~はどうですか?、~はいかがですか?」という意味になります。英語の日常会話でもよく用いられる表現です。

下線①のThursdayがある「how about badminton on Thursday?」は、「木曜日にバドミントンはどうですか?」という意味になります。

「Thursday」は、どの日なのか日時を限定する重要語ですので、強く発音されます。問2は、弱く発音される語を選ぶ問題ですので、①のThursdayは、選択から外れます。

下線②のcouldがある「I would if I could」の節は、仮定法過去の表現です。仮定法過去は「現在の事実に反する仮定」や「現在における実現不可能な仮定」を表します。

couldは、Bの発言が「事実」ではなく、「実現不可能な仮定」であることを示すために必要な語ですので、強く発音されます。よって、②のcouldは、選択から外れます。

次のAの発言では、Aが再びBに質問します。今度は、「今度の」木曜日ではなく、「次の週の」木曜日は都合がよいか聞いています。木曜日は木曜日でも「次の週の」木曜日ですので、日時を限定するために、③のnextは重要な語ですので、強く発音されます。よって、③のnextは、選択から外れます。

最後のBの発言は、Aが、Bの次週の木曜日の都合を聞いたことに対して、「ごめんなさい」と答え、次に「how about two weeks from Thursday?」と、逆にAに提案しています。

「two weeks from Thursday」は「再来週・翌々週の木曜日」という意味です。「今度の」木曜日でも、「次週の」木曜日でもなく、「再来週の」木曜日はどうですか?ということですので、日時を限定するためにもっとも必要な語である「two」がもっとも強く発音され、下線④のweeksは、強く発音されません。

よって、正解は、④のweeksになります。

[問題文の和訳]
A: Hi, Fred, how about badminton on Thursday?
A: やあ、フレッド。木曜日にバドミントンはどうですか?

B: I would if I could, but I'm taking sailing lessons this week.
B: もし私ができるとすれば、私は(バドミントンを)したいのですが。しかし、私は今週セーリングのレッスンを受けています。

A: Thursday next week?
A: 次の週の木曜日は?

B: Sorry, how about two weeks from Thursday?
B: すみません。木曜日から2週間後(2週間後・再来週の木曜日)はどうですか?

[単語の意味]
how about ~? [意味] ~はどうですか?、~はいかがですか?
badminton [意味] バドミントン
sailing [意味] セーリング、航海
lesson [意味] 授業、レッスン
two weeks from + 曜日 [意味] 2週間後・再来週の~曜日、~曜日の2週間後

スポンサーリンク


次の問題(第2問 A-問1)に進む
1995年度追試験の目次ページに戻る
1995年度の目次ページに戻る
トップページに戻る
このHPにある単語、問題を検索できます
"1990本試験第2問A"、"have 使役"など

利用条件 | 免責事項 | 広告とクッキー