1998年度本試験第2問 A - 問4
文法・語法・熟語問題 (配点 2)

第2問 次の問い(A・B)に答えよ。 (配点 40)

A 次の問い(問1~14)の空欄 ( 10  23 )に入れるのに最も適当なものを, それぞれ下の①~④のうちから一つずつ選べ。

問4 "I wish he wouldn't speak so rudely. He makes me so angry."

   "Yeah, I can't  13  up with him either."

① catch     ② keep     ③ put     ④ take

正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)

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[正解と解説]
正解は③のput up withです。

各選択肢を含む「~ up with」は、いずれも大学入試の重要熟語で、覚えておかなければいけない熟語だと思います。各選択肢の動詞を含む熟語の意味は以下の通りです。

①catch up with [意味] ~に追いつく
②keep up with [意味] ~に遅れないようについていく
③put up with [意味] ~を耐える、我慢する
④take up with [意味] (好ましくない人)と親しくなる

「無礼な話し方に対して怒りを覚えた」という発言に対して、yeah(うん)と賛同しています。内容から考えて、can'tの後に入ると、「~に我慢できない」という意味になる③のput up withが正解になります。

[問題文の和訳(直訳調)]
"I wish he wouldn't speak so rudely. He makes me so angry."
私は、彼がそんな無礼に話そうとしないようにしてくれればいいのになあと思います。彼は私を非常に腹立たせます。

"Yeah, I can't put up with him either."
はい。私も彼に対して我慢することができません。

「I wish he wouldn't speak so rudely.」の文はwishを使った仮定法です。

I wish S (助)動詞の過去形で、「~すればいいのなあ、~であればいいのなあ」と言う意味になり、「現在における実現できそうもない願望」を表現します。wishが過去形(wished)になる場合は、過去における願望を示す表現になります。

[単語・熟語の意味]
rudely [意味] 無礼に、不作法に

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