第1問 次の問い(A~D)に答えよ。 (配点 24)
D 次の会話について, 下の問い(問1~3)に答えよ。
《状況》 Jeffの髪について友達が話し合っている。
A: Have you see Jeff recently?
B: No. Has he changed his hair again ?
A: He sure has. This time, (1)
the trendy guy dyed it.
B: Wow ! It must look really great. What color is it ?
A: You won't believe it. I (2)
can hardly believe it myself.
B: Why ? Is it that diffent ?
A: I'll say ! It's black and white. (3)
He looks like a panda.
問1 下線部(1)で最も強調して発音されるものはどれか。次の①~④のうちから一つ選べ。
6
① trendy ② guy ③ dyed ④ it
正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)
[正解と解説]
正解は③のdyedです。
AとBはJeffの髪型について話しています。下線部の動詞dyedがわからないとします。単語の意味がわからないと焦ってしまいますが、文強勢問題であれば、単語の意味がわからない場合でも正解を導き出せる場合もあります。
下線部の文は、Bが「ジェフはまた髪型変えたの?」と質問したことに対して、Aが「そうなんだよ。今度は~」と言っている文です。ジェフが、どんな風に髪型を変えたかについての内容になるのではないかと予想できると思います。
the trendy guy dyed it.
単語を見ていきます。「the trendy guy」は、この文より前の会話で話題に出てくる人物はJeffだけですので、ジェフを言い換えただけだということがわかると思います。itは代名詞で、"his hair"の言い換えです。よって、dyed以外の単語からはどう変えたかという内容がわかりません。dyedがどう変えたかについての内容を含んでいることが予想できますので、③のdyedが強調されると判断でき、正解として導き出せると思います。
このように、単語がわからない場合でも、内容を見ていくと、どの単語(内容)を最も伝えたいか見えてきて、正解を導き出せる場合も多いので、単語がわからなくても焦らず問題に取り組みましょう。
[問題文の和訳(直訳調)]
A: Have you see Jeff recently?
A: あなたは最近ジェフに会いましたか?
B: No. Has he changed his hair again ?
B: いいえ。彼は再び髪を変えていますか?
A: He sure has. This time, the trendy guy dyed it.
A: もちろん、彼は髪を変えています。今度は、そのトレンディー男は髪を染めました。
B: Wow ! It must look really great. What color is it ?
B: うわ。それはとてもすごく見えるに違いない。髪の色は何色ですか?
A: You won't believe it. I can hardly believe it myself.
A: あなたはその色を信じないだろう。私は自分でその色をほとんど信じることができない。
B: Why ? Is it that diffent ?
B: なぜですか?その髪はそんなに独特なのですか?
この文で使われている「that」は代名詞ではなく、「副詞」です。慌てていると、itがあるのにthatがあって、あれ?となってしまうかもしれませんが、このthatは副詞で、「それほど、そんなに」という意味になり、diffentを修飾しています。
A: I'll say ! It's black and white. He looks like a panda.
A: その通りです。その髪は黒と白です。彼はパンダのように見えます。
[単語の意味]
recently [意味] 最近
trendy [意味] 流行の、流行を追いかける
guy [意味] 男、奴
dye(dyedの原形) [意味] (動)~を染める、(名)染料
hardly [意味] ほとんど~ない
myself [意味] (Iまたはmeと同格として)私自身
that [意味] (この問題文での意味) (副)それほど、そんなに
different [意味] 異なった、独特の