2001年度本試験第2問 A - 問2
文法・語法・熟語問題 (配点 2)

第2問 次の問い(A~C)に答えよ。 (配点 40)

A 次の問い(問1~10)の  9  18  に入る最も適当なものを, それぞれ下の①~④のうちから一つずつ選べ。

問2 At first no one in class could find an answer, but finally David came up  10  one.

① for      ② on      ③ to      ④ with


正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)

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[正解と解説]
正解は④のwithです。

come upに関する熟語の知識を問う問題ですね。

come upに選択肢の前置詞を加えた熟語の意味は、①のcome up forは「~の議題になる」、③のcome up toは「~まで近づく、~に達する」、④のcome up withは「~を思いつく、見つける、提案する」です。この3つはいずれも大学受験の重要熟語ですので、覚えておきたい熟語だと思います。

カンマ(,)までの節の意味は、「最初は、クラスの誰もが答えを見つけることができなかった」です。その後、but finally「しかしついに」と来ていますので、Davidが答えを見い出んだと予想できます。come up withは「~を思いつく、見つける、提案する」と言う意味で文意に合いますので、④のwithが正解になります。、

[問題文の和訳(直訳調)]
At first no one in class could find an answer, but finally David came up with one.
最初は、クラスの誰もが答えを見つけることができなかったが、ついにデイヴィッドがひとつ(の答えを)考えついた。

at firstは「最初は」などの意味ですが、「最初は」そうだったが、結果的には違う結果になったというように、at firstを含む文の内容(状況)と、逆説的な文の内容(状況)が後に続くことが一般的です。

fisrtではなく、at firstが文にあったら、その文の後に逆説的な内容が来るなと思っていると、長文問題などの文章の内容をとらえやすくなると思います。

[単語・熟語の意味]
at first [意味] 最初は(後に逆説的な内容が来ることが多い)
class [意味] クラス、授業、階級
come up for [意味] ~の議題になる
come up to [意味] ~まで近づく、~に達する、~に添う
come up with [意味] ~を思いつく、見つける、提案する

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