2005年度本試験第2問 A - 問8
文法・語法・熟語問題 (配点 2点)

第2問 次の問い(A~C)に答えよ。 (配点 38)

A 次の問い(問1~10)の  7  16  に入れるのに最も適当なものを, それぞれ下の①~④のうちから一つずつ選べ。

問8 My work clothes need  14 , but I don't have time to do the laundry now.

① wash   ② washing   ③ be washed   ④ to wash


正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)

スポンサーリンク
















[正解と解説]
正解は②のwashingです。

まず、but以下の後半の節を見て行きます。「do the laundry」は「洗濯をする」という意味になります。後半の節全体で「しかし、私は今洗濯するための時間がない」という意味になります。

前半の節の文頭の「My work clothes」は「私の仕事着」という意味です。その後にneedがあり、空欄に入る選択肢の動詞はwashであることから、後半の節の意味からも考えて、前半の節は「仕事着を洗う必要がある」という意味になりそうですね。

needは助動詞としての用法・意味がありますが、助動詞として用いる場合、否定文か疑問文で用い、通常、肯定文では用いません。問題文は肯定文ですので、問題文のneedのは動詞ということになります。

needの後に動詞の原形を続けることはできませんので、①のwashは選択から外れます。washは名詞の意味もありますが、「洗濯、洗濯物」などの意味の場合、冠詞が必要になります。

動詞needには、「need to do」と「need doing」の用法があります。この2つの用法は、明確な意味の違いがあります。「need to do」は「~する必要がある」、「need doing」は「~される必要がある」という意味になります。

前半の節の主語は「私の仕事着」です。「My work clothes need to wash」ですと、仕事着「が」洗濯するという意味になってしまいますので、④のto washは選択から外れます。

②のwashingですと、「My work clothes need washing」で、「私の仕事着は洗濯される必要がある」という意味になり、文意に合いますので、②のwashingが正解になります。

③のbe washedは、beの前にtoがあり、「need to be washed」であれば、「need washing」と同じ意味になります。

「need to do」と「need doing」の用法について、「need + to do」と「need + doing」の意味の違いの解説ページに、簡単にまとめてありますので、よかったらご覧になって下さい。

[問題文の和訳(直訳調)]
My work clothes need washing, but I don't have time to do the laundry now.
私の仕事着は洗濯される(洗濯の)必要があります。しかし、私は今洗濯するための時間がありません。

[単語・熟語の意味]
cloth [意味] 衣類、衣服、服、衣料品
clothes [意味] ~の至る所で
wash [意味] ~を洗濯する、洗う
time to do [意味] ~するための時間
laundry [意味] 洗濯物、クリーニング店、洗濯室
do the laundry [意味] 洗濯をする
need to do [意味] ~する必要がある
need doing [意味] ~される必要がある、~の必要がある

スポンサーリンク


次の問題(第2問 A-問9)に進む
2005年度本試験の目次ページに戻る
2005年度の目次ページに戻る
トップページに戻る
このHPにある単語、問題を検索できます
"1990本試験第2問A"、"have 使役"など

利用条件 | 免責事項 | 広告とクッキー