第2問 次の問い(A~C)に答えよ。 (配点 44)
A 次の問い(問1~10)の
8 ~
17 に入れるのに最も適当なものを, それぞれ下の①~④のうちから一つずつ選べ。ただし,
15 ~
17 については, ( A )と( B )に入れるのに最も適当な組合せを選べ。
問9 The Internet has become ( A ) powerful a tool ( B ) people living anywhere can access any educational resource.
16
① A:so B:but ② A:so B:that
③ A:such B:but ④ A:such B:that
正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)
[正解と解説]
正解は②のA:so、B:thatです。
文法をよく勉強している人は、空欄Aに入る選択肢のsoと、空欄Aに続く「powerful a tool」の語順に目が行ったのではないかと思います。
通常、名詞に、不定冠詞の「a, an」と形容詞が付く場合、「a beautiful mountain」のように、「a,an + 形容詞 + 名詞」の語順になります。
これに「so」が付く場合、通常とは異なる語順になります。「so」の場合、「so beautiful a mountain」のように、「so + 形容詞 + a,an + 名詞」の語順になります。特殊な語順で、文法問題でも出題されやすいですので、参考書などで確認して覚えておきたい語法だと思います。
「such」の場合、「such a beautiful mountain」のように、「such + a,an + 形容詞 + 名詞」の語順になります。問題文は「形容詞 + a,an + 名詞」の語順ですので、空欄には「so」が入る必要があります。よって、Aがsuchの③と④は選択から外れます。
②の選択肢のBに「that」があることから、おなじみの「so ~ that ~」の文になるのではないか検討します。空欄Aにso、空欄Bにthatが入ると、「インターネットは、非常に強力な道具になっており、どこに住んでいる人でも教育資源を利用することができる」という意味になり、文意的にも適切ですので、②のA:so、B:thatが正解になります。
日本語でも日常よく使われている「インターネット」という語を、英語で表現する場合、「the Internet」となり、文頭を「大文字」にし、定冠詞の「the」をつけなければなりません。
インターネットは、現代社会に欠かせないインフラになっており、様々な角度から考えることができますので、自由英作文にうってつけのテーマだと思います。入試問題に自由英作文のある大学を受験される方は特に、「インターネット」の英語表現が「the Internet」であることを、忘れずに覚えておいた方がよいと思います。
[問題文の和訳(直訳調)]
The Internet has become so powerful a tool that people living anywhere can access any educational resource.
インターネットは、非常に強力な道具になっていますので、どこに住んでいる人でも教育資源を利用することができます。
[単語・熟語の意味]
Internet [意味] (theを伴って)インターネット
私たちが普段よく使っているインターネットという語を英語で表現する場合、文頭が「大文字」で、定冠詞の「the」が必要になります。
powerful [意味] 強力な、力強い、有力な
tool [意味] 道具、工具、手段、ツール
anywhere [意味] どこででも、どこへでも、どこにも、どこへも
access [意味] (名)アクセス、接続、接近、接触、(他)~にアクセスする、~を利用する、入手する、呼び出す
educational [意味] 教育の、教育上の、教育に関する
resource [意味] 資源、資産、リソース、手段
access [意味] 印象的に、感動的に
so ~ that ~ [意味] とても、非常に~なので~