2016年度追試験第2問 A - 問5
文法・語法・熟語問題 (配点 2点)

第2問 次の問い(A~C)に答えよ。 (配点 44)

A 次の問い(問1~10)の  8  17  に入れるのに最も適当なものを, それぞれ下の①~④のうちから一つずつ選べ。ただし,  15  17 については, ( A )と( B )に入れるのに最も適当な組合せを選べ。

問5 My teacher always tries to create a learning environment  12  all students can express themselves freely.

① that     ② what     ③ where     ④ which


正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)


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[正解と解説]
正解は③のwhereです。

選択肢は関係詞または接続詞のようなので、まず、空欄の前後の節をそれぞれ訳していきます。

My teacher always tries to create a learning environment
私の先生はいつもある学習環境を作ろうと試みています。

all students can express themselves freely
すべての生徒が自由に自分たちの考えを述べる(自己を表現する)ことができる。

2つの節の意味を見ていきますと、前半の節のどんな「学習環境」かということを、後半の節で説明しているようですね。

all students can express themselves freely [in the learning environment]
すべての生徒が「その学習環境で」自由に自分たちの考えを述べる(自己を表現する)ことができる。

「in the learning environment/その学習環境で」というように、前半の節の先行詞である「learning environment」が副詞的な役割を果たしていることから、空欄は「関係副詞」が入るはずです。

「learning environment/学習環境」は、場所・状況を表していますから、空欄には場所・状況を表す関係副詞であるwhereが入り、③のwhereが正解になります。④のwhichは「in which」であれば正解になります。

大学入試の問題で、関係代名詞、関係副詞の問題は必ずと言っていいほど出題されますので、関係代名詞、関係副詞はきっちり理解しておかなければならないと思います。前半の節の先行詞はどの語なのか、その語が、代名詞・補語として使われているのであれば「関係代名詞」が入り、副詞として使われているのであれば「関係副詞」が入ります。

関係代名詞
This is a school "which" we go to (the school).

関係副詞
This is a school "where" we learn english (in the school).

[問題文の和訳(直訳調)]
My teacher always tries to create a learning environment where all students can express themselves freely.
私の先生はすべての生徒が自由に自分たちの考えを述べる(自己を表現する)ことができる学習環境を作ろうといつも試みています。

[単語・熟語の意味]
trie to 不定詞 [意味] ~しようと試みる
create [意味] ~を作る、作りだす、制作する、創造する
learning [意味] 学習、学問
environment [意味] 環境、状況
express [意味] ~を表現する、述べる
express oneself [意味] 自分の考えを述べる、自己を表現する
freely [意味] 自由に、進んで、率直

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