2017年度本試験第2問 A - 問6
文法・語法・熟語問題 (配点 2点)

第2問 次の問い(A~C)に答えよ。 (配点 44)

A 次の問い(問1~10)の  8  17  に入れるのに最も適当なものを, それぞれ下の①~④のうちから一つずつ選べ。ただし,  15  17 については, ( A )と( B )に入れるのに最も適当な組合せを選べ。

問6 Please give me  13  information you get as soon as possible.

① as if    ② even if    ③ whatever    ④ whenever


正解と解説はこの下にあります。
(このページが表示された際、正解まで一緒に見えてしまわないように、正解と解説を少しページの下にずらして書いています)


スポンサーリンク
















[正解と解説]
正解は③のwhateverです。

選択肢の語句の意味は以下の通りです。

① as if [意味] まるで~であるかのように
② even if [意味] たとで~でも、たとえ~としても
③ whatever [意味] (~するのは)どんな~でも
④ whenever [意味] ~するときはいつでも

問題文は「Please give me」の後に空欄があり、その後に名詞のinformationが来ています。空欄がなく、「Please give me information」であっても、giveは目的語を2個取ることができる動詞ですので、「私に情報を教えてください」となり、意味は通じる文になります。

informationのあとに「you get」が来ていますが、getの後に目的語となる語が見当たりません。よって、空欄に入るのは関係詞ではないかと推測します。

③のwhateverには、関係形容詞の用法があり、主節と関係詞節をつなぐ役割をします。名詞の前に置いて「whatever + 名詞」として、「(~するのは)どんな~でも」という意味になります。

whateverに続く名詞が関係詞節の主語となる時には「whatever + 名詞 + V(動詞)」、名詞が関係詞節の目的語となる時には「whatever + 名詞 + S(主語) + V(動詞)」の語順になります。

③のwhateverが空欄に入ると、「あなたが手に入れる情報が[どんな情報でも]すぐに私に教えてください」という意味になり、意味が通る文意になりますので、③のwhateverが正解になります。

この問題文のwhateverに続くinformationは、関係詞節の目的語の役割をしています。

Please give me information
you get [information]

選択肢の他の3つの語句(as if/even if/whenever)も、大学入試問題で頻出の重要語句ですので、必ず参考書などで確認して、覚えておいた方がよいと思います。

[問題文の和訳(直訳調)]
Please give me whatever information you get as soon as possible.
あなたが手に入れる情報がどんな情報でもすぐに私に教えてください。

[単語・熟語の意味]
give [意味] ~を与える、渡す、伝える、教える
information [意味] 情報
get [意味] ~を得る、手に入れる、もらう
as soon as possible [意味] できるだけ早く

スポンサーリンク


次の問題(第2問 A-問7)に進む
2017年度本試験の目次ページに戻る
2017年度の目次ページに戻る
トップページに戻る
センター英語過去問購入のすすめ
このHPにある単語、問題を検索できます
"1990本試験第2問A"、"have 使役"など

利用条件 | 免責事項 | 広告とクッキー